経済の中心地となる東京都は高層ビルが多く、観光名所は少ないようにも思えますが、スカイツリーに浅草、オタクの聖地とも呼ばれる秋葉原などは今や定番の観光名所でもあります。新宿、渋谷、池袋などでのショッピングも楽しいですね。又、大人向けの観光地としては、江戸城(皇居)や歴代の徳川将軍が眠る増上寺、寛永寺など江戸の歴史散策もお薦めです。
羽田空港(東京国際空港)からはモノレールで終点の浜松町駅まで約20分。浜松町駅から東京駅までは約5分です。新幹線の終着駅となる東京駅を基点とし、上野や新宿、渋谷と、どこも30分以内でのアクセスが可能です。その他、羽田空港からは京浜急行で品川駅へのアクセスも可能です。東京観光で路線バスを使用する機会は少ないと思いますが、乗り方は23区内であれば前乗り、後降りで、210円(一部路線を除く)を前払いです。

<お土産>
なんといっても定番は圧倒的な人気を誇る東京ばな奈でしょう。東京駅にある八重洲北口改札を出てすぐの場所にある大丸東京店は、週末の夕方ともなると土産物を買い求める観光客でごった返すほどの人気振りで、土産物屋さんの中でも特に人気のある場所です。隣にある東京駅一番街おみやげプラザも人気があります。他、東京土産はこちらを参照して下さい。また、東京駅の地下街は巨大な迷宮としても知られ、特に八重洲口あたりは慣れていないと迷いやすいので注意です。地下街には飲食店も数多くありますが、週末の飯時はどの店も順番待ちが発生しますので、時間には余裕を持って行動しましょう。尚、八重洲地下街の端っこまでくると、飯時でも週末であればどの店も空いています。
東京観光の定番中の定番となる観光スポットとなると皇居、浅草寺、東京スカイツリーです。これに下記のモデルコースを参考に、世代や興味に合わせて、行きたい場所を組み合わせて予定を立てましょう。

●新宿
世界一の乗降者数を誇る新宿駅だけあって街は人で溢れかえっています。観光地ではありませんが、せっかく東京へ観光に来たのであれば、是非とも立ち寄ってみたい場所です。

<アクセス>
東京駅からはJR中央線で約15分。JR山手線では30分程度かかります。
新宿駅は路線も多く、地上の他にも地下鉄や巨大な地下街など、迷子にならないように気を付けましょう。
新宿の中でも東口が一番の活気をみせます。笑っていいともでお馴染みの、大型スクリーンのアルタ横を抜け、大きな道路を渡った先が歌舞伎町となり、昼も夜も賑わいがあります。
飲食店や風俗店が建ち並ぶ夜の街、歌舞伎町。日本一の歓楽街としても有名で、日本で『眠らない街』といえば、ここ歌舞伎町が最も当てはまる場所でしょう。
新宿の中でも特に賑わいがあるのが東口方面。しかしながら南口、西口も、さすが世界一の乗降者数を誇る駅だけあって歩道は人で埋め尽くされています。写真は西口で人が全く見えませんが左手の小田急・京王百貨店の根っこには人がウジャウジャ歩いています。
新宿御苑(しんじゅくぎょえん)
観光名所と言うほどのものではありませんが、南口の改札から左手に向かい徒歩10分程度の場所に新宿御苑(200円)があります。徳川家康の家臣、内藤氏の江戸屋敷の一部がそのルーツと言われ、周囲3.5kmもの園内にはフランス式整形庭園、イギリス式風景式庭園、日本庭園が巧みにデザインされていて、花見の名所としても知られます。
南口側にある日本最大のバスターミナル、バスタ新宿。ここから日本各地へ多くのバス会社の便が発着します。

●渋谷
新宿、池袋と並び東京の三大繁華街として多くの人が訪れ、昔から若者の街として知られる渋谷駅。若者向けのテナントが多く入る109やマルイ、センター街、道玄坂など流行の発信地としても有名な街です。

<アクセス>
新宿駅からはJR各線で約5分です。東京駅からはJR山手線で渋谷方面へ約20分。他の路線や地下鉄を利用しても行けますが、到着時間にそれほど変わりはありません。
スクランブル交差点は今や外国人観光客にも喜ばれる観光スポットだったりします。写真撮影するにはJRから京王井の頭線の改札に向う通路がオススメですよ。もう少し進めばスクランブル交差点を中心としたアングルの撮影も可能です。
全国的にも有名なハチ公の銅像です。大正時代、東大教授であった上野英三郎に飼われていた秋田犬、ハチ。上野教授が帰らぬ人となってからも、ハチは渋谷駅で毎日主人の帰りを待ち続けました。教授の帰宅する時刻になると毎日、渋谷駅に姿を現し7年間も通い続けたそうです。
たばこと塩の博物館
渋谷駅周辺には観光名所と呼べるものはありませんが、B級スポットとして人類の歴史の中でもっとも古い交易品のひとつでもある塩について学ぶことができる、たばこと塩の博物館があります。アクセスはハチ公口から山手線の線路沿いをマルイシティ方面へ向かい、Y字の交差点を左へ5分程度の場所、右側にあります。入口がカフェになっていて多少分かりにくいので注意です。
人類の生活には欠かすことのできない塩。私たちの遠い祖先は焼いた海草の灰(灰塩)そのものを使用したり、灰塩からかん水(濃い塩水)を煮詰めて塩を作っていたそうです。そして江戸時代以降、製塩法は急激な発展を遂げるようになりました。
順路は上から4階の特別展や企画展用スペース、3階の塩の博物館、2階の煙草の博物館となっています。写真は復元された昭和のたばこ屋さん。
たばこの伝来時期は記録が残っていないため不明ですが、1596〜1615年頃には既に風俗画や工芸品が見られ、かなりの古い歴史があるものと思われます。

●原宿(はらじゅく)・竹下通り
若者の街らしく訪れる人も10〜20代が最も多く、それらの年代をターゲットにした店舗が多いのが特徴の街です。そんな原宿の中でも人気の通りが竹下通りであり、週末ともなると歩くのが困難なほど人で埋め尽くされます。

<アクセス>
JR渋谷駅の隣駅にあり、近くには明治神宮があります。駅を出て左に進み、右手に人で埋め尽くされた通りを発見したら、それが竹下通りです。
原宿駅の右前の大通りを進めば、こちらも若い人にも人気の表参道エリア。原宿の中心的な場所で、こちらは主に20代の方が多いようです。
明治神宮(めいじじんぐう)
明治神宮は明治天皇と昭憲皇太后のご神霊を祀っている神社で普段はひっそりとした神社ですが、初詣となると毎年全国一となる参拝者数を誇ります。

アクセスは駅を出たら右手に進み、線路を越えれば明治神宮です。
驚くことに境内の木は全て植えられたもので、巨大な人工林となっています。原宿駅からは徒歩2〜3分ですが、本殿まではさらに遠く10分程度かかります。
NHKスタジオパーク
観光名所と言うほどのものではありませんが、原宿駅(又は渋谷駅)から徒歩10〜15分程度の場所にNHKスタジオパーク(200円)があります。原宿駅からは明治神宮に沿って代々木競技場方向へ進んだ左前方です。
施設内にはNHKで放送された収録のセットや関連した展示物を見学することができ、公開放送の見学も可能です。写真はアナウンサー気分で、お天気の解説が体験できるコーナーです。

●秋葉原(あきはばら)
アキバの名で世界的にも知られるオタクの聖地、秋葉原。読みは「あきばはら」ではなく「あきはばら」です。街の至るところにはパソコンや周辺機器などの電化製品以外にもアニメグッズやフィギュア等の店舗が並びます。

<アクセス>
東京駅からはJR山手線またはJR京浜東北線で約5分です。新宿駅からは山手線で行くよりもJR中央線で御茶ノ水駅→JR総武線で秋葉原駅の方が早く行くことができます。
メインとなる表通り(中央通り)に負けないくらいの活気があるのが裏通りです。狭い路地にはモニターやマザーボード、CPUなどのパーツ以外にも、CD・DVD、ゲームやコスプレ、フィギュア、同人ゲーム、違法なゲームやソフトを路上で売っている人もいれば、一体何に使うのか、使えない携帯電話やらラジオ、カメラ、懐中電灯なども売られていて、まるで異国に来たかのような光景です。
中央通り沿いを秋葉原駅から東京メトロ銀座線の末広町駅あたりまで続いている電気街。裏通りも並行するように長く続いていて、飲食店なども豊富です。

●池袋(いけぶくろ)
国内では新宿に次いで第2位の乗降者数を誇る池袋駅。池袋サンシャインをはじめ東口には西武百貨店、西口には東武百貨店と大型商業施設も多く、街はいつも活気に溢れています。

<アクセス>
東京駅からはJR山手線、又は東京メトロ(地下鉄)丸ノ内線で約20分。新宿駅からはJR山手線で約10分。
観光スポットで有名なのが池袋サンシャインシティ。大パノラマ360°の展望台(620円)やサンシャイン国際水族館(1800円)、フードテーマパークや楽しいアトラクションがあるナンジャタウン(300円、パスポート大人3900円、子供3300円)。他にも古代オリエント博物館(500円)やサンシャイン劇場(料金は演目により異なる)、プラネタリウム(900円)など、子供から大人までこのビルだけでも一日中遊ぶことも可能です。
サンシャインシティまでは駅の東口を出て15分程度歩きますが、高いビルなのですぐに発見できると思います。

●お台場
江戸時代にはこの地に砲台(台場)を設置し、江戸へのペリー来航を阻止する上で重要な役割を果たしました。埠頭内には天然温泉の大江戸温泉物語や、東京ジョイポリス、大観覧車のあるパレットタウン、フジテレビ本社ビル、日本科学未来館、船の科学館などの施設が集中し、遊ぶ場所には困りません。

<住所>
東京都港区台場
<アクセス>
JR山手線の大崎駅から、りんかい線で東京テレポート駅、又はJR山手線の新橋駅から、無人運転の ゆりかもめで台場駅(フジテレビ、ダイバーシティ東京、アクアシティお台場)、お台場海浜公園駅(デックス東京ビーチ)、船の科学館駅(船の科学館)、テレコムセンター駅(日本科学未来館、大江戸温泉物語)、青梅駅(パレットタウン)等を下車。ゆりかもめから見る景色は迫力があって一押しです。尚、埠頭内の施設は全て徒歩での移動が可能な距離にあります。
台場公園として開放されている第三台場。お台場の名で知られる品川台場は、江戸幕府が黒船来襲にそなえて品川沖に築いた砲台跡です。現在は国の史跡に指定された第三、第六台場だけが残されています。尚、第六台場へは渡ることはできませんが、レインボーブリッジ(徒歩無料)の上から眺めることができます。
設計者は伊豆韮山の代官・江川太郎左衛門英龍で、ペリーが浦賀に来航した翌月の1853年、8月に着工、1年3ヶ月の間に6基が完成しました。それにしても江戸時代にしては随分立派な砲台跡ですねぇ。案内板によれば、『砲台跡とかまど場は江戸時代のものではありません。(* ̄m ̄) ププッ』と書かれていました。
公園内には弾薬庫跡や陣屋跡も残っています。
写真は日本がこれまで培ってきた科学技術を紹介する日本科学未来館(600円)です。
しんかい6500の実物大模型。模型とは思えないほどの完成度ですね。しんかい6500はその名の通り6500mもの深海まで潜ることができます。
H-2ロケットの本物のエンジン。館内はとても広く展示物も豊富なので大人でも存分に楽しむことができます。
こちらは船の科学館(700円)です。建物が船の形をしているので分かりやすいですね。クイーン・エリザベス2号がモチーフとなっているようです。
船好きにはたまらない展示物ですね。船と人との関わりや歴史など、船にそれほど興味はなくとも勉強になります。
館内も見所が多く楽しめますが、野外にも展示物があります。写真は日本初の南極観測船、宗谷です。宗谷は南極観測以外にも軍艦や巡視船としても活躍し昭和53年に退役しました。
観測隊員の居住区や調理室には当時の姿?を再現した隊員のマネキンも一緒に置いてあります。
南極観測船、宗谷の隣に並んで係留されているのが青函連絡船、羊蹄丸(ようていまる)です。青函トンネルが完成するまでは多くの利用客を乗せていた羊蹄丸ですが昭和63年にその役目を終えました。
本州(青森駅)と北海道(函館駅)の間を結んでいた青函連絡船、羊蹄丸。船内には昭和30年代の青森駅の様子が再現されています。
こちらはダイバーシティ東京にある実物大のガンダム。ダイバーシティ東京の中には洋服屋や雑貨屋、ボーリング場などの商業施設がぎっしり詰まっており、特に国内外のブランドショップの数には圧巻です。ショッピング目的であれば、ここだけでも一日は過ごせそうな感じですよ。
このダイバーシティ東京の7Fには、ガンダムファンであれば一度は訪れたいガンダムフロント東京があります。入館は予約制となっていますが、当日券(1200円)も空きがあれば購入可能です。
最初に特設巨大ドームでの映像を見た後に展示室へと移動します。一部は撮影禁止になっていますが、迫力ある実物大のコア・ファイターやガンダムの大胸像は撮影可です。ただ展示スペースもさほど広くはなく、ガンダムを知らない人は入館されないほうがよさそうです。
この他にも、お台場には観覧車やライブハウス、ヴィーナスフォート、台場一丁目商店街、お台場たこ焼きミュージアム、東京ジョイポリス、東京レジャーランドなどなど紹介しきれないほどのスポットがぎっしりと詰まっています。レインボーブリッジ越しに見える東京タワーも美しい!

●浅草寺(せんそうじ)
都内最古の寺でもある浅草寺は東京観光の定番スポット。その歴史は古く飛鳥時代にまでさかのぼり、漁師の兄弟が網にかかった観音様を供養したのがはじまりとされます。江戸城の鬼門にあたる場所であることから、江戸時代には徳川家康によって幕府の祈願所とされました。尚、本尊である聖観世音菩薩は秘仏となっています。

<住所>
東京都台東区浅草2-3-1
<アクセス>
東京駅からはJR中央線、又は山手線(上野方面)で神田駅→東京メトロ銀座線で浅草駅約15分、290円です。浅草駅からは人の流れに乗っていけば自然と浅草寺に着きます。尚、山手線の駅では上野駅が一番近く、上野駅→東京メトロ銀座線で3つ先の浅草駅で下車です。
駅から人の流れに乗って商店街を抜けると、右手に有名な雷門(かみなりもん)が見えてきます。門の両脇には右側に風神、左側に雷神が安置されています。1865年に焼失し、現在の雷門は松下電器産業(パナソニック)の創設者である松下幸之助が昭和35年に病気平癒したお礼として寄進し再建されたもの。
こちらも松下幸之助の寄進による大提灯です。浅草と言えば浅草寺、そして本堂よりも有名な雷門と中央にぶら下がる大提灯は有名ですね。
雷門を抜けると本堂まで仲見世が続いています。仲見世通り(仲見世商店街)には団子やら饅頭、煎豆、豆菓子、雷おこし、帯、民芸品などを扱った多くの店が建ち並びます。普段は地方や外国からの観光客で埋め尽くされる仲見世ですが、お正月は都内の参拝者もこれに加わり、より恐ろしい混雑となりますので注意です。
混雑が苦手な場合は、参道両脇の小道を通るとスイスイと本堂まで行くことができます。
トップの写真が本堂で、こちらの写真は本堂手前にある宝蔵門(仁王門)です。残念ながら浅草寺の諸堂は、東京大空襲によって焼失し戦後に再建されたものとなっています。

浅草寺に来たら是非、おみくじを引いてみましょう。おみくじの創始者は、比叡山で修行した僧の良源だといわれています。良源の考案した御籤帳をもとに今も浅草寺では、吉凶の比率を守っているそうです。ちなみに、なんと全体の3割もが凶なんですって・・・
奥に見える五重塔も戦後に再建されたものです。この辺りからは東京スカイツリーもよく見えます。
本堂の右奥にある二天門は1618年に建てられたもので、空襲による焼失を免れ国の重要文化財にも指定されています。
本堂までの参道を横切るようにある伝法院通りも活気があります。東京一の観光名所だけあって、恐ろしい数の外国人の姿を見かけます。
少し外れた場所には、近くに競輪場や競艇場でもあるのかな?と思うような雰囲気の飲み屋さんもたくさんあります。

●東京スカイツリー
高さ634m、電波塔としては世界一の高さを誇る東京の新名所、東京スカイツリー。高さ350mの第一展望台と、高さ450mの第二展望台からは東京の街並みが一望できます。隣接する商業施設、東京ソラマチや水族館、プラネタリウムなど一日中遊べます。

<住所>
東京都墨田区押上1-1-2
<アクセス>
東武伊勢崎線の浅草駅から、とうきょうスカイツリー駅まで約3分、140円下車すぐ。東京駅からは複数の経路があり、総武線快速で錦糸町駅、東京メトロ(地下鉄)半蔵門線で押上駅まで約30分、430円 下車し、徒歩約1分。

<営業時間>
8:00〜22:00 天望デッキ(350m)は日時指定の事前予約が2500円、当日券が2000円です。天望回廊(450m)は1000円、こちらは展望デッキ内で購入。
最寄駅は、とうきょうスカイツリー駅の他、押上駅も同距離でスカイツリーまでアクセス可能です。浅草寺からも近く、歩いても15〜20分程度です。浅草寺からの行き方はスカイツリーが目印です・・・見失うことはないでしょう。ちなみに私、天望デッキまでまだ行ってません。東京タワー(150m、250m)で充分、いや無料の都庁(202m)で充分満足かと・・・
あんまり近すぎると写真を撮るのも一苦労。タワーの根元では記念撮影でスカイツリーが枠に納まらないと嘆いている人を多く見かけます。
スカイツリーの真下には巨大な商業施設、東京ソラマチがあります。水族館とか飲食店、洒落たカフェや雑貨屋さんなど、まるでソラマチだけで1つの町がある感じです。
船上からスカイツリーを眺める場合、浅草から運航している隅田川のクルージングが一般的ですが、写真の下町探検クルーズ『がれおん』は、さらにタワーに接近し(ほぼ真下)、こんな細い水路まで入ってきます。

●皇居(こうきょ)
東京のど真ん中に約115万uもの広い敷地をもつ天皇皇后両陛下の住居である皇居。かつては徳川の居城である江戸城があった場所で、周辺は濠に囲まれていて天守閣跡や桜田門外の変でも有名な桜田門、皇居正門から宮殿へと続く二重橋など見どころも数多くあります。

<住所>
東京都千代田区千代田1-1

<アクセス>
東京駅の丸の内口から徒歩10分程度。
駅を出て正面に進めば皇居にぶち当たります。そこから右手に進めば大手門があり、一般公開されている東御苑(入園無料)を見学することができます。赤の点線の一般参観コースもありますが、こちらは事前に申請手続きが必要となります。

左手に進めば二重橋や桜田門を見学でき、さらに先には警視庁や国土交通省に総務省、財務省などの日本の行政機関が集まる霞ヶ関エリアとなります。
一周約5kmもある皇居は緑や大きな公園もあり、週末には散歩やジョギングなどする人の姿を多く目にします。
日本神話に登場する神武天皇(初代天皇:じんむてんのう)から続く日本の皇室の長い歴史は、現存する世界最古の国家として世界に類を見ないものとなっています。さらに天皇の祖先をたどれば伊勢神宮をはじめとした神社(神明社)に祀られる神様、天照大神(天照大御神:アマテラス:あまてらすおおみかみ)に行き着きます。信じるか信じないかは、あなた次第。。。
こちらは駅から歩いてきて突き当たりにある桜田二重櫓です。奥には桔梗門(ききょうもん)が見え、人気の撮影アングルです。
トップの写真は正門石橋で、石で出来ています。左の写真が、正門石橋の奥にある有名な二重橋で、こちらは鉄で出来ています。どちらの橋も定番の撮影スポットなのですが、何故だか二重橋の方が有名で、この有名な二重橋を手前にある正門石橋と勘違いしている人も多いようです。どう見ても石橋の方が立派なので無理もないかと思いますが・・・
こちらの写真は、井伊直弼が水戸の脱藩浪士らに暗殺された場所(付近)として有名な桜田門。二重橋の左手方向にあります。
皇居東御苑の入口、大手門です。開門は9時からで月・金曜は休園となります(天皇誕生日以外の「国民の祝日等の休日」は公開)。月曜日が休日で公開する場合には火曜日を休園します。
入園無料ですが、入口で札をもらって下さい。この札は帰りに返します。ここからは皇居見学と言うよりも、江戸城跡の見学となります。写真は登城する大名の供の監視に当たっていた同心番所(どうしんばんしょ)。関東大震災によって後に再建されたものです。
こちらは本丸と二の丸へ通じる要所となっていた百人番所(ひゃくにんばんしょ)。鉄砲百人組と呼ばれた甲賀組、伊賀組、根来組、二十五騎組の4組(各組には同心が100にんづつ配備)が昼夜交代で詰めていたそうです。
こちらは大番所(おおばんしょ)です。他の番所よりも位の高い与力・同心のよって警備されていたそうです。
明暦の大火、関東大震災、空襲と江戸城には当時から現存している建造物はありませんが、その面影を感じ取ることができます。
かつて江戸城には19の櫓がありました。今は伏見櫓、桜田二重櫓と、この富士見櫓(唯一の三重櫓)の3つが残っています。明暦の大火(1657年)で消失した天守閣の代用としても使われ、将軍が両国の花火や品川の海を眺めたといわれています。尚、東御苑の一番の見どころとなる富士見櫓は1659年に再建されたものです。
展望台もあります。東京のビル群と皇居の緑とが合わさった風景は、外国人観光客にも人気の撮影スポットです。
写真の石室(いしむろ)は抜け穴とか、金蔵とか諸説ありますが、大奥御納戸の脇という場所柄から、非常の際の倉庫(大奥用の調度などを納めていたところ)と考えられるそうです。
雑木林もあって多くの動植物を見ることもできますよ。まさに都会の中のオアシスですね。写真は昭和天皇のご発意により昭和57〜60年にかけて整備された二の丸雑木林です。
皇居の一部とは言え東御苑は物凄く広い敷地です。今は建造物などは何もありませんが、当時はこの写真の風景の中に江戸城本丸御殿の建物がぎっしりと立ち並んでいました。
写真は天守台。最初の天守閣は1607年、二代将軍秀忠の代に完成しましたが、その後大修築され1638年、三代将軍家光の代に、江戸幕府の権威を象徴する国内でも最も大きな天守閣が完成しました。外観5層、内部6階で、地上からの高さは58mありました。しかし。わずか19年後の1657年、明暦の大火(振り袖火事)で、飛び火により全焼し、以後は再建されませんでした。
順路は特に決まっていませんが、矢印のように大手門から番所→富士見櫓→天守台→二の丸、又は番所から二の丸経由で富士見櫓に進むのがよいでしょう。大手門に戻らずに平川門や北桔橋門から出ることも可能です。この場合、最寄駅は地下鉄東西線の竹橋駅となります。尚、大手門側も東京駅よりも地下鉄の大手町駅のほうが近くにあります。雨の日や暑い日には帰りは大手町駅からがお薦めですが、地下鉄の路線網は地上よりも複雑なのが難点です・・・
徳川家康
岡崎城の城主、松平広忠の子として生まれた家康(竹千代)。わずか2歳にして母と生き別れ、その後も織田信秀、今川義元の人質として幼少期を過ごします。桶狭間の戦いで織田信長が今川義元を討ち取ると、幼い頃より可愛がられていた経緯もあり信長と同盟(清洲同盟)を結び、武田信玄には大敗をするも三河国を統一するまでに至ります。本能寺の変で信長が討たれると、信長に仕えていた豊臣秀吉と敵対関係(小牧・長久手の戦い)になりますが、秀吉からの度重なる臣従要求によって仕えるようになり、秀吉が天下を統一した小田原の役の後には関東移封となり江戸城を居城としました。秀吉の死後、五大老の一人となった家康ですが、徳川派と反徳川派とで派閥争いが激しくなりますが、その後の関ヶ原の戦いや大阪の役にて勝利します。こうして長く続いた戦国時代に終止符を打ち、江戸幕府の礎を築き上げていきました。好物の天ぷらの食べ過ぎにて75歳で死去。
明治初期の旧江戸城

●国会議事堂
言わずと知れた国会が開かれる場所、国会議事堂。東京を代表する建築物でもある国会議事堂は、大正9年に着工し昭和11年に完成しました。この建設に携わった人は約254万人で、資材の大半が国産品であり、花崗岩や大理石がふんだんに使われていて、まさに豪邸のようです。

<住所>
東京都千代田区永田町1-7-1
<アクセス>
東京駅からは東京メトロ(地下鉄)丸の内線で国会議事堂前駅まで約10分、160円。時間に余裕があれば東京駅から皇居周辺を散策しながら徒歩での移動がお薦めです。
特別参観日、又は平日であれば参議院の中であれば誰でも見学することができます(本会議開会中を除く)。衆議院は特別参観日を除き見学には国会議員の紹介が必要・・・だったのですが、いつの間にやら本会議開会中を除く平日は衆議院も見学可能となっていました。
吹き抜けの中央広間や美しいインテリアに美しい中庭。まるで凄い豪邸に案内されているような気分です。
特別参観日以外は、国会議事堂の建物裏が受付となっています。参議院、衆議院それぞれ受付入口も違ってきます。見学は1時間程度でガイドさん付。それと、いつの間にやら写真撮影も禁止になっていました。

尚、上の写真の特別参観日の時は全て撮影OKでした。左の写真は別日の通常参観日なのですが、訳ありで特別ここだけOKでました。ただ基本的には撮影不可なようです。

●東京タワー
高さ333mの電波塔、東京タワー。放送施設としては東京スカイツリーの完成とともに主役を奪われてしまいますが、観光名所としての人気は今も高く大展望台(820円)と、さらに100m上には特別展望台(600円)、タワー内部にある東京タワー水族館もお薦めです

<住所>
東京都港区芝公園4-2-8
<アクセス>
JR浜松町駅の北口改札を左側に進んで15分程度。駅での案内放送もされているので安心です。羽田空港からは東京モノレールの終点になります。地図で見ると東京駅から皇居→国会議事堂→東京タワーへと散策しながら楽々歩ける様な気もしますが、道中には見どころもなく体力をかなり消耗するのでお薦めしません。。
浜松町駅の北口改札を右方面にガードをくぐって行けば旧芝離宮恩賜庭園があります。石組や枯滝など美しい庭園です。

●増上寺(ぞうじょうじ)
徳川家の菩提寺として徳川将軍15人のうち、秀忠、家宣、家継、家重、家慶、家茂の6人が眠る(非公開)浄土宗の寺院、増上寺。東京タワーと一体になった写真は絵になる一枚です。

<住所>
東京都港区芝公園4-7-35

<アクセス>
JR浜松町駅から徒歩10分程度。境内は自由です。
空襲によって増上寺の建造物の大半が焼失しましたが、写真の三解脱門(三門)は戦災を免れました。尚、トップの写真の大殿(本堂)は昭和49年に再建されたものです。
大殿の右に家康公が深く尊崇し、そのご加護により度重なる災難を除け、戦の勝利を得たという霊験あらたかな秘仏、黒本尊(阿弥陀如来像)が祀られている安国殿(御開帳・祈願会、正月・五月・九月の十五日)があります。その裏手には写真の徳川家墓所があります。徳川家霊廟は、現在の大殿南北(左右)に建ち並ぶ壮麗なものであったと伝えられているそうですが、戦災にて焼失し現在は写真の場所(この奥)に墓所があります。尚、宝塔を見学できるのは特別公開日のみとなっています。

●東京国立博物館
明治5年に日本で最初に開館した東京国立博物館。博物館は本館以外にも平成館、東洋館、資料館、表慶館、法隆寺宝物館とあり、収蔵品の数も多く日本を代表する博物館と言えます。

<住所>
東京都台東区上野公園13-9
<アクセス>
JR上野駅の公園口から徒歩10分程度。

<開館時間>
9:30〜17:00 600円 年末年始、月曜休館。

東京観光の定番スポットだけあって上野駅周辺には動物園や美術館、寛永寺にアメヤ横丁など見所も豊富です。地図上の全てのスポットを巡ると丸々1日かかります。ここだけは絶対!といった場所はないので、行きたい場所を絞って観光しましょう。
本館の1階では彫刻や漆工、刀剣などジャンル別の展示を、2階では旧石器時代から江戸時代まで、時代を追って展示する日本美術の流れをテーマとしています。写真は平安時代の頃の鞍です。
こちらも平安時代につくられたという国宝の太刀、古備前友成。
縄文時代につくられたというハート型土偶。女性像と言われていますが、何故、顔がハートマークなのか?答えは縄文人にしかわかりません。
こちらは明治時代を代表する陶芸家、初代宮川香山作の褐釉蟹貼付台付鉢。ちょっとピンボケしてますけど。。。
こちらは皿です・・・ 国宝だった気がしますが、私にも確かに分かることは、これを質屋に持っていけば恐ろしいほどの値がつくのであろうと言うことだけです。全国中から集まってきた数多くの国宝級の文化財を拝むことができるのも東京国立博物館の魅力でもあります。
特別公開された鎌倉時代の漆工を代表する名品、国宝の片輪車螺鈿手箱。
本館と繋がっている平成館では石器時代から近代まで、歴史の流れに沿った考古展示室となっています。こちらも国宝、銀象嵌銘鉄刀で古墳時代のものです。
縄文時代の火焔土器。この時代にこんな細かな作業ができるとは驚き。
腰かける巫女と呼ばれる埴輪です。なんと驚くことに、これも縄文時代のものだそうです。

館内には国宝や重要文化財も多いのですが、撮影可能な場所が多く設けられているのは嬉しい限りです。
さすが明治時代になると壷の装飾も細かくて美し過ぎます。
本館、平成館と見学した後は表慶館に寄り道し、最後に東洋美術をめぐる旅をコンセプトにしたこの東洋館へ。全体的な見学時間は1〜2時間は見ておいたほうが良いと思います。
さすが本場のお釈迦様。しっかり彫りの深い顔立ちでいらっしゃいます。
中国最古の王朝、殷時代の青銅器。儀式用の水や酒などを入れるためのものと思われます。日本で青銅器が本格的につくられるようになったのが弥生時代といわれてますから、中国の文明がはるかに進んでいたことを実感します。
本物のミイラなんかも展示してたりします。
博物館や周辺の美術館や科学館、動物園を見学された後は大きな上野恩賜公園内にある不忍池(しのばずのいけ)まで散歩してみては如何でしょうか。スワンボート(30分、700円)もあるよ。。
不忍池は蓮池、ボート池、鵜の池の3つに分かれていています。写真は見ての通り、蓮池です。
江戸時代、天海が比叡山延暦寺にならい創建した寛永寺。今でこそ訪れる人も少ない国立博物館の裏手にある寛永寺ですが、当時はこの公園一帯も境内でした。天海は不忍池を琵琶湖に見立て、琵琶湖の竹生島になぞらえた池の中央にある弁天島(中之島)に弁天堂(不忍弁天堂)を建てたそうです。

●国立科学博物館
国立科学博物館は、我が国唯一の国立の総合的な科学博物館であり、地球や生命、科学技術に対する人類の認識を深めるための博物館です。日本館と地球館からなる博物館は展示物も多く、見応えがあります。

<住所>
東京都台東区上野公園7-20

<アクセス>
JR上野駅の公園口から徒歩5分程度。
<開館時間>
9:00〜17:00(金曜は20:00まで) 600円。 年末年始、月曜休館。

写真は建物の左手にあるシロナガスクジラのオブジェ。館内は地下3階から地上3階の日本館と地球館とに分かれていて、大人から子供まで楽しむことができ、かなりの見応えがあります。見学時間は1時間以上はみておきましょう。
日本館では日本列島の生い立ちや、日本人と自然について様々な展示がされています。写真は縄文人なのですが、リアル過ぎて怖いっす。
こちらもリアルな蝋人形たち。左は弥生人で右の写真は寺子屋の先生と男の子で、時代が徐々に新しくなっております。
死去した飼い主の帰りを毎日、渋谷駅まで迎えに通った忠犬ハチ公。そのハチの剥製も展示されています。リアルなハチってちょっと怖いんですけど・・・ 他にも江戸時代の女性のミイラとか怖いシリーズ少々あります。
地球館では地球で暮らす多様な生き物たちや環境の変動と生物の進化について様々な展示がされています。カニとか貝とか蝶、カブト虫、蜂、蝿・・・などの標本の数は驚きです。
これまた哺乳類の剥製のコレクションの数には驚愕です。いや〜、どのフロアも見飽きません。ジャンルを問わなければ日本一、見応えのある博物館だと思います。
子供にも大人気、恐竜コーナーもあります。勿論、大人でも十分過ぎるほど勉強になりますよ。
この他にも科学と技術、そして宇宙に関する展示物などがあり、日本館が1階〜3階まで、地球館が地下3階〜地上3階までと見応えあります。じっくり見れば軽く半日以上は時間を潰せます。又、日本館の地下1階にある愛・地球博で公開されていた地球の部屋を移設した全球型映像施設、シアター360も迫力があり、これも見どころ?の1つです。
あまり見学する人はいませんが、建物の裏には日本初の人工衛星おおすみを打ち上げたラムダロケットとその発射台が展示してあります。

●アメヤ横丁(アメ横)
アメヤの名称の由来は、戦後に米軍の払い下げを売ってるお店から、アメリカ+屋で、アメヤとか、飴屋などから由来しているなど幾つかの説があるらしく、上野駅から御徒町駅まで続く線路沿いの通りには、魚や乾物を扱った店を中心に多くの激安店が建ち並びます。

<住所>
東京都台東区上野
<アクセス>
JR上野駅の広小路口からは線路をくぐり左手へ、不忍口や西郷口の出口ではJR御徒町駅方面に線路沿い右側を進みます。アメ横はJR御徒町駅まで続いていますので、そちらからのアクセスも当然可能です。

写真の左上にJR線が走っています。その線路(高架)沿いに観光客が恐ろしいほど密集しています。小さなお子さん連れは注意、というか週末は危険です。。。

●上野東照宮
1616年2月、見舞いのため駿府城にいた藤堂高虎と天海僧正は危篤の家康公の病床に招かれ、三人一処に末永く魂鎮まるところを造って欲しいと遺言されました。そこで高虎の家敷地であるこの上野の山に1627年に本宮を造営しました。しかし、その後の将軍家光はこの建物に満足できず現在の社殿(1651年)を造営替えしたとされます。

<住所>
東京都台東区上野公園9-88
位置的には上野動物園左隣となります。祭神に徳川家康公、徳川吉宗公、徳川慶喜公を祀っています。場所柄、訪れる人の半数以上が外国人でした。

写真は唐門で、1651年に造営されたもので国の重要文化財に指定されています。正式名称は唐破風造り四脚門。
上野東照宮は、遠く日光までお参りに行くことができない江戸の人々のために日光東照宮に準じた豪華な社殿を建立したと言われています。この造営替えに際し約250基の灯籠が全国の大名から競うように奉納されたそうです。

●寛永寺(かんえいじ)
東京都には徳川家の菩提寺として増上寺が有名ですが、こちらの寛永寺にも徳川将軍15人のうち、家綱、綱吉、吉宗、家治、家斉、家定の6人が眠っています(非公開)。尚、増上寺以外では家康が日光東照宮に、家光が同じく日光の輪王寺に、慶喜はここから歩いて10分程度の場所にある谷中霊園に眠っています。

<住所>
東京都台東区上野桜木1-14-11
<アクセス>
JR上野駅からは東京国立博物館の敷地の右側を沿うように直進です。尚、境内自由です。最寄駅としてはJR鶯谷駅の方が近く、鶯谷(うぐいすだに)駅からは南口改札を出て右手に進み、次の曲がり角を右手に進みます。かつては上野公園一帯も境内であり、当時の面影は残っていませんが、篤姫(天璋院)もここに眠っているんですよ。ちなみに、観光客は皆無に等しいです。
東京国立博物館の裏手にある御霊廟から歩いて5分程度のところには、上から2番目の写真の根本中堂があります。こちらは多少なりとも観光客が訪れる場所です。1698年に完成しましたが、明治維新の際の上野戦争にて焼失。その後、境内は大幅に縮小(江戸時代の10分の1ほど)され、現在の根本中堂は明治12年に川越喜多院の本地堂を移築し再建されたものだそうです。左写真の鐘楼の銅鐘は四代将軍家綱の一周忌に奉納されたもの。
この鬼瓦は現在、黒門の通称で親しまれている寛永寺旧本坊表門に据えられていたもの。

●浜離宮恩賜庭園(はまりきゅうおんしていえん)
旧浜離宮庭園は寛永の頃までは将軍家鷹狩りの場所であったそうで、その後に徳川家光の三男、綱重(つなしげ:松平綱重)の別邸となりました。現在の景観は子の家宣(いえのぶ)の頃に改修されたもので、江戸時代を代表する庭園でもあり、現存する汐入の庭が見所の一つ。

<住所>
中央区浜離宮庭園1-1
<開園時間>
9:00〜17:00 300円。

<アクセス>
最寄駅は、ゆりかもめの汐留駅となりますが、JR新橋駅からでも徒歩10分程度です。築地市場にも近くセットで観光されては如何でしょうか。
浜離宮恩賜庭園はかなり広く、興味のない人にとっては巨大な公園ってな雰囲気です。

写真トップにある潮入の池は、池に海水を引き込んでいるため、潮の干満によって景色が変わるのが見所の一つ。
トップの写真だけだと巨大な池を中心とした庭園という感じですが、写真のように緑も豊富です。
お花畑もあるんですよ。週末になるとカメラを持った方たちが多く訪れる都内でも人気の撮影スポット。
こちらは古くから大名の別称地等に見られた鴨の遊猟施設、庚申堂鴨場。ここ浜離宮恩賜庭園は、日本人はカメラを持った地元の人や散歩する人くらいしか訪れない場所ですが、外人(欧米系)さんには人気の観光スポット。とにかく海外からの旅行客が多いです。
小覗からおとりのアヒルに餌をまいて引堀に誘い、アヒルの後についてきた鴨を網で捕まえるそうです。

浜離宮恩賜庭園は1時間2本程度、水上バスも停車しここから浅草へと向かうことができます(720円、35分)。そんな観光ルートも有りですね。有りですか?

●両国国技館
日本の国技とも言われる大相撲が行われる場所、両国国技館。相撲ファンであれば一度は訪れたい場所ですね。相撲ファンでない人は・・・江戸東京博物館に行ってみましょう!

<住所>
東京都墨田区横網1-3-28

<アクセス>
JR総武線(各駅停車)の両国駅の改札を出て右手に進み徒歩1分です。
東京駅からはJR総武線で約10分、150円。新宿駅からはJR中央線で御茶ノ水駅でJR総武線に乗り換え両国駅まで約15分、210円。尚、快速は止まりませんので注意です。
こちらが両国駅前です。駅前にはちゃんこ屋さんが建ち並びます。相撲を観戦する場合、椅子席A〜C席からマス席(桝席:1万円以上)A〜C席と幅広く事前予約が必要ですが、2階の椅子席(自由席:2100円)であれば当日の購入も可能です。
写メを撮る人も多い力士像。周辺の観光として江戸の歴史と文化を学べる江戸東京博物館や美しい旧安田庭園、勝海舟生誕地碑などがあります。
こちらは旧安田庭園。江戸時代には池の水を隅田川の干満を利用して引いていました。ちなみに、観光客は皆無で庭園内のベンチは老人に占領されていることが多いです。。
さらに旧安田庭園からトボトボ歩くと、東京大空襲犠牲者と震災犠牲者などを祀る東京都慰霊堂(横網町公園)があります。
三重塔には東京大空襲及び関東大震災で亡くなられた10万人以上もの身元不明者の遺骨が納められています。

●江戸東京博物館
失われつつある江戸東京の歴史遺産を守るとともに、東京の歴史と文化を振り返ることによって未来の東京を考えるために設立された江戸東京博物館。館内では江戸の歴史や当時の人々の暮らしなどを見ることができます。

<住所>
東京都墨田区横網1-4-1

<アクセス>
両国国技館までのアクセスと同じです。国技館の奥にある歪な建物です。
<開館時間>
9:30〜17:30(土曜は19:30まで) 600円。年末年始、月曜休館。

エスカレーターで6Fまで一気に上がっていくと常設展示室の入り口があり、最初に目にするのが日本の道路網の始点でもある日本橋です。幕末期の日本橋の半分を当時と同じケヤキとヒノキを使って実物大で復元されています。しかし、肝心の写真はブレてしまい見苦しいので掲載断念・・・ 尚、大阪の日本橋は「にっぽんばし」と呼ぶのに対し、東京の日本橋は「にほんばし」と呼びます。
江戸の職人さんですな。
こちらは江戸のお寿司屋さん。1貫がとても大きいです。現代ではお寿司屋さんに行くと1皿に2貫のっていますが、江戸サイズではあまりにも大き過ぎるためにサイズダウンして2貫にしたのがその理由なんですよ。
江戸の歓楽街として栄えた両国。当時の盛り場の風景が1500体の人形を配置して再現されています。尚、このレプリカは2015年のリニューアル後には無くなってました・・・
常設展示は江戸ゾーンと東京ゾーンとに大きく分かれていて、写真の江戸歌舞伎の代表的な演目である助六の衣装や道具類、中村座に江戸城本丸大広間や越後屋などの大型模型など見所満載です。
こちらは江戸初期の日本橋北詰付近の風景を江戸図屏風や江戸名所図屏風などをもとに30分の1の縮尺で復元した模型です。
庶民の読み物コーナーにある猿蟹合戦とかちかち山。江戸の庶民はこんなものを読んでいたのですね。他にも東海道を舞台に書かれたものや、大福長者物語など楽しそうな本が並んでいます。
東京ゾーンでは、実物大の朝野新聞社や戦時下の家屋の一室なども復元されています。

時代がここまで来ると、遠方からの観光客にとっては東京中心の内容の為、興味が薄くなってきますが・・・・
懐かしい昭和のテレビですね。リモコンが無かった時代、あなたは想像できますか?それとも実際にガチャガチャ回していた派?私は・・・
こちらも、昔の掃除機です。すげ〜角ばってますな。。
江戸もいいけど、昔の東京もいいものですねぇ。他にも空襲と都民のコーナーなどもあり、当時の空襲の映像が流れていて、あまりにもショッキングな映像なので気分が落ち込みますが学ぶことは多いですよ。
迫力ある形の博物館の外観を目にしてしまっているので、館内は思ったより狭く感じますが、見学時間は1時間以上は費やします。



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