赤城山や谷川岳などの名山を持ち、他にも湿原の美しい尾瀬など自然いっぱいの群馬県。全国的にも有名な名泉、草津温泉や伊香保温泉に四万温泉、万座温泉など日々の疲れを癒してくれる温泉地も豊富です。又、標高差が大きく急勾配な碓氷峠は古くから峠越えの難所として知られ、現在は廃線となった信越本線の線路が残り保存されています。横川駅からめがね橋までの遊歩道は人気の観光コースです。

<お土産>
草津、伊香保温泉の温泉まんじゅうや、水沢うどん、高崎だるまなど。群馬県のお土産
群馬県一の繁華街は高崎駅周辺となります。県庁のある前橋駅周辺にはアーケード商店街を中心とした繁華街もありますが、こちらは駅から少し離れた場所に位置します。

上越新幹線、上信電鉄を含む高崎駅は、新宿駅からは湘南新宿ライン、高崎行きで約2時間です。
こちらは前橋駅から県庁方面へ歩いて10分程度の場所にある繁華街です。写真は繁華街の中心となる中央通り商店街です。他にも弁天通りやオリオン通りなどのアーケード商店街や、馬場川通りなどの洒落た小道もありますが、だいぶ寂れてしまった感は強いです・・・ 高崎駅からはJR両毛線で約15分、4駅目となります。
繁華街の先にある群馬県庁の展望ホールは無料で解放されています。最上階の32階から望む景色は最高です。

●草津温泉(くさつおんせん)
全国的にも有名な草津温泉は、写真の湯畑(ゆばたけ)を中心に風情ある旅館が多く建ち並びます。温泉街を抜けて賽の河原(さいのかわら)まで散策すれば、温泉が豪快に湧き出る様子を見ることもできます。

<住所>
群馬県吾妻郡草津町

<アクセス>
高崎駅からJR吾妻線で約1時間半で長野原草津口駅。長野原草津口駅からJRバスで草津駅まで約25分、690円。草津駅から写真の湯畑まで徒歩5分程度です。
都内からは上野駅から特急草津で長野原草津口駅(約2時間30分)→JRバスで草津駅。新宿駅からは湘南・新宿ライン(高崎行き)で高崎駅(約2時間)。そこから吾妻線に乗り換え長野原草津口駅(約1時間30分)→JRバスで草津駅まで。尚、長野県の軽井沢駅からもバスが出ています。
正面奥に見えるのが湯畑(又はトップの写真)です。周辺は硫黄の匂いがプンプン漂っています。足湯があったり、土産物の湯の花(温泉成分が沈殿し固まったもの)も売っています。

この湯畑は単に観光用というだけではなく、高温の源泉を水で薄めることなく適温まで下げるための工夫です。そして、ほどよく温度が下がった湯は、ここから共同浴場や旅館などに運ばれていきます。
「草津よいとこ 一度はおいで〜♪」と踊りながら草津節を唄い、木の板(湯もみ板)で高温の温泉をかき回して湯温を下げる「湯もみ」は草津観光の目玉でもあります。観覧料は500円で開演時間は10:00、10:30、15:30、16:00・・・となっています。
ぼんやりと眺めているだけでも心落ち着く湯畑は、なんと驚くことに岡本太郎デザインによるものらしい。そんな湯畑を一周すると、坂を下りた場所に温泉が滝になっているところがあります。
ここで宿泊されない方は、日帰り入浴施設の大滝乃湯が人気でお薦めです。湯畑を矢印の方向に向うと土産屋を抜けた西の河原公園の一番奥に西の河原露天風呂もあります。
西の河原(賽の河原)へと向かう途中には旅館や土産屋が多く建ち並びます。ここは是非、温泉まんじゅう食べながら歩いちゃって下さい。
こちらが草津へ旅行に行ったなら是非寄ってみてほしい場所、西の河原公園です。ここ草津温泉の湯量がいかに豊富であるかを実感することができます。ドンドコと下流に流れていく温泉は湯畑よりも贅沢な光景です。
あっちこっちに湯だまりがあります。足湯しちゃって下さい。
日本三名泉の1つとして知られる草津温泉の湯量は半端ではありません。流れている川が温泉ってのが凄いですね。尚、ここから上流は、高温の蒸気が空高く噴出している場所もあるらしく立入り禁止になっています。
西の河原公園の一番奥に西の河原露天風呂があります。こちらにはシャンプーや石鹸はありませんので注意です。滝から源泉が勢いよく流れ落ち、とてつもなく広い露天風呂には感動です。

うす汚れた旅館のような雰囲気の露天風呂が好きな方は、西の河原露天風呂から先の道路沿いにある草津温泉館が人気もなく空いていてお薦めです。

●鬼押出し園(おにおしだしえん)
鬼押出しは1783年の浅間山大噴火によって流出した鬼押溶岩流でつくられた景観で、まさに溶岩の芸術です。浅間山の火口で鬼が暴れ、岩を押し出したと言われますが、いつ誰が名付けたのかは明らかではありません。

<住所>
群馬県吾妻郡嬬恋村

<入園料>
650円。 8:00〜17:00 11月下旬〜3月下旬までは休園となりますので注意。
<アクセス>
JR、しなの鉄道の軽井沢駅からバスで約40分、又は吾妻線万座・鹿沢口駅からバスで約25分、鬼押出し園下車です。本数少ないので注意です。

鬼押出し園は鬼押ハイウェーの途中にあり、車でのアクセスでは草津方面から軽井沢方面へと抜ける場合、万座ハイウエー(1050円:迂回可)の他に鬼押出し〜三原(370円)、峰の茶屋〜鬼押出し(270円)が必要です。
見学コースは複数用意されています。基本コースは緑色ラインの表参道→園内の中心にある観音堂→青色ラインの裏参道を抜けるコース(約30分)。お薦めは緑(表参道)→観音堂→ピンクのライン、高山植物観察コースを通り入園口へと戻るコース(約40分)です。
入口となる惣門(そうもん)です。後ろには霧がかかっていますが浅間山があります。惣門は1682年に東叡山寛永寺山内に建立された学問所の表門だったそうで昭和41年に当別院の惣門として改修移築されたもの。惣門の左右には二天尊像(持国天、増長天)が安置されています。
コースは坂になっていますが、それほど道は急ではありません。それにしても、この溶岩の量といい大きさといい迫力があります。
こちらが浅間山観音堂(東叡山寛永寺別院)です。浅間山大噴火の犠牲者の霊を供養するため聖観世音菩薩が厄除観音として祀られています。
ここから大半の観光客は裏参道、又は高山植物観察コースへと向かうらしく、マップ上のオレンジ色のコース、奥の院参道コースには人影がありません。。。
奥の院参道コースの見どころ?炎観音です。この炎観世音は神成志保殿のご寄進によるものだそうで、息女の神成澪子女史の設計謹作されたものと説明文には書いてあります。なんでも神成志保殿が観音堂を参拝し、たまたま某日に夢枕で観世音菩薩が出現したらしく、さらに母堂志保殿は非常な仏教の篤信者であったこともあり、炎観音の建立を発願されたそうです。
続いて奥の院参道コースから高山植物観察コースへと向かいます。こちらは一段と景色が開けていて気分爽快です。鹿児島県の桜島の景観と比べてみても溶岩だけを見た場合、比べ物にならぬ迫力です。
園内の見どころでもある天然記念物のヒカリゴケ自生地です。裏参道にもあります。ヒカリゴケは原糸体がレンズ状の細胞がつながりによって光線を屈折反射して光ってるそうです。結構光ってますよ。
園内には高山でしか見られない植物が多く生育しています。溶岩流内には約100種類もの植物があり、約50種類が標示されています。親切な標示により、かなり見応えがあります。
周辺の観光地として車で草津方面へ10分ほど進むと右手に鎌原(かんばら)観音堂があります(バスは鎌原観音堂前を下車)。天明の大噴火による被害で鎌原村全体が土石流に飲み込まれ、人口570名のうち477名が命を落としました(亡くなった方は合計で約1500人)。そして、この観音堂まで避難した93名のみが助かったそうです。

●白根山湯釜(しらねさんゆがま)
標高2160mの草津白根山の火口展望台から見える湯釜は、草津観光の中でも代表的な観光スポットです。エメラルドグリーンに輝く火口湖は見事な美しさです。

<住所>
群馬県吾妻郡草津町
<アクセス>
草津温泉バスターミナルや長野県のJR、しなの鉄道の軽井沢駅、長野電鉄長野線の終点、湯田中駅からもバスが出ていますが、1日に数本なので注意です。
湯釜は見学自由ですが冬季は道路が閉鎖されます。このため麓には白根火山ロープウェイがあります(往復1500円)。ちなみに冬場はスキー客に占領されますが・・・

車の方は当然、上にある駐車場に止めたほうが安上がり(410円)です。道中は物凄い急勾配で、途中には硫黄臭が強烈な危険区域(駐停車禁止)もあります。
車を止めて湯釜の見える火口展望台まで徒歩約20分。これはロープウェイに乗っても同じです。反対側には、これまた美しい弓池が見えます。
標高は2160mもあるので、夏場でも肌寒いのですがご心配なく。急斜面と歩きにくい遊歩道は体力を恐ろしく消耗します。健脚であれば10分程度で山頂へ行けますが、ここは20分かけて上るのが正解です。。。
展望台から湯釜は少し離れていて迫力に欠けますが、容易に近づくことは危険で、世界でも有数の酸性度の高い湖となっています。尚、湯釜といっても水温は18℃程度だそうです。

●榛名神社(はるなじんじゃ)
榛名山中腹にある榛名神社の創建は用明天皇元年と伝えられ、主祭神に火の神、火産霊神(カグツチ:ほむすびのかみ)と土の神、埴山姫神(ハニヤス:はにやまひめのかみ)を祀っています。1400年以上もの長い歴史のある神社で、老杉に囲まれた境内は静寂で神秘的な雰囲気につつまれています。

<住所>
群馬県高崎市榛名山町849

境内自由です(8:00〜17:00)。
<アクセス>
上越新幹線、上信電鉄を含む高崎駅西口よりバスで榛名湖行きで榛名神社前を下車(約1時間)し徒歩15分程度です。
バス停を下りると二之鳥居が見え、その奥には随神門があります。一之鳥居は何処なんだろうと思いましたが、車でのアクセスでは見えるらしいです。

随神門は神仏分離令により仁王像が焼かれてしまい、現在は随神像が祀られています。
心地のよい参道を進んでいきます。とても広い境内で由緒ある古社ですが、遠方から訪れる方は少ないようです。
途中には七福神像や高さ30メートルの三重塔に、大きな岩がある行者渓や滝、美しい音色が聞こえる水琴窟や一年中水の涸れることがない万年泉など見所?も多いですよ。
さらに進めば、戦国時代に武田信玄が箕輪城攻略の際に矢を立てて戦勝を祈願したと言われる矢立杉(天然記念物)もあります。
美しい龍の彫刻がある双龍門(トップの写真)を抜けると1806年に再建された本殿があります。榛名神社は927年の延喜式神名帳には既にその名が書かれていたそうで、当時からかなり格式の高い神社であったそうです。
本殿、幣殿、拝殿は全てが繋がるように建てられていて、なにやら大きな力に優しく包まれているような心地よさです。
本殿奥には見事な御姿岩(みすがたいわ)が見えます。権現造の社殿に、この岩が食いこむように建っています。本殿から続く御姿岩の洞窟内に御神体が祀られています。

●碓氷第三橋梁(うすいだいさんきょうりょう)
碓井の峻険を越えるため、ドイツのハルツ山鉄道のアプト式を採用し、横川−軽井沢間が明治24年〜26年にかけて建設されました。旧線跡は遊歩道として整備され、「めがね橋」の名で知られる碓氷第三橋梁は見所の1つでもあり、約200万個のレンガで造られたアーチは国内でも類を見ない最大なものです。

<住所>
群馬県安中市松井田町坂本
<アクセス>
高崎駅からはJR信越本線で終点の横川駅(よこかわえき)まで。横川駅からは、タクシー又は、めがねバス(運転日限定)で13分(310円)めがね橋で下車。横川駅からは遊歩道(約5km)、アプトの道もあります。
時間があれば碓氷第三橋梁までアプトの道を歩いてみましょう。写真は鉄道でのアクセスの場合に出発点となる横川駅です。
かつては、ここから碓氷峠を越えて軽井沢駅まで鉄道が走っていました。碓氷峠には66.7‰という国鉄で最も急な勾配があり、66.7‰とは列車が1km進むごとに、66.7mも標高差があるということであり、この区間を列車が上り・下りするためには補機を連結・解結する必要がありました。この連結・解結作業の時間を利用して乗客が購入していたのが、横川駅の名物、「峠の釜めし」です。当時より製造・販売を手がけている「おぎのや」の峠の釜めしは夕方には売り切れてしまうので要注意です。
横川駅を出て左手に歩いていくと、すぐ近くに碓氷峠鉄道文化むらがあります。こちらには実に多くの鉄道車両が展示されていて見応えがあります。他にも鉄道ジオラマや運転シミュレーターに資料館、園内を1周する遊覧列車「あぷとくん」などがあり、子供から大人まで楽しむことができます。
たくさんの鉄道車両が山々に囲まれた壮大な景色の中にあるため迫力があります。尚、入園料は500円ですが、園内にはトロッコ列車「シェルパくん」があり、碓氷峠鉄道文化むら駅〜旧丸山変電所駅〜日帰り温泉施設「峠の湯」まで乗車券の付いたセット料金(入浴料が付いたセット料金も有)もあります。

※このトロッコ列車は、碓氷峠鉄道文化むらのアトラクションですので、碓氷峠鉄道文化むらに入園されないと乗車することができません。
トロッコ列車に乗らない方は、遊歩道「アプトの道」のスタート地点が碓氷峠鉄道文化むらの入口近くにあります。ここから旧丸山変電所までは1.6km(30分)、峠の湯までは2.6km(50分)、碓井湖までは3.7km(70分)、めがね橋までは4.7km(90分)です。
機関車が客車を押しながら急勾配を上っていきます。トロッコ列車の終点となる峠の湯までは2.6kmあります。そこからめがね橋までは2.1km。当然、トロッコ列車に乗ったほうが楽なのですが、実はこの列車が恐ろしいほど遅いのです。もしかしたら園内のSLの方が早いかもしれないくらいの速度で 軽く小走りすれば追い抜けます。。
アプトの道を、めがね橋(碓氷第三橋梁)目指してひたすら歩きます。このアプトの道は、当時軽井沢まで続いていた線路を舗装し、遊歩道として整備されたもので、アプトとはアプト式レールのことであり、通常のレールの間に歯車の付いたレールが1本あり、この歯車が急な坂道でもしっかりと列車を固定していたそうです。尚、左側のレールはシェルパくん専用のレールです。
トロッコ列車の線路と平行してトボトボ歩いていくと、サルが普通に毛づくろいしていたりするから驚きます。森の中からもガサガサ音を立てているところをみると、かなりのサルがこの碓氷峠にいるのではないかと思われます。
スタートから1.6km地点に旧丸山変電所が見えてきます。旧丸山変電所は、当時走っていた蒸気機関車を電化にする為に建設された変電所であり、国の重要文化財にもなっています。

一度は追い抜かれたシェルパくんですが、列車はここで数分間停車しているので、ダッシュすれば確実に追いつきます。
トロッコ列車の終点となる峠の湯では日帰り入浴(3時間:500円)が可能で、一応温泉であり露天風呂に低温サウナもあったりします。露天風呂からの景色も素晴らしいので帰りに寄ってみましょう。

写真は、さらにトボトボ進んで峠の湯から1.1km先にある碓井湖です。山々に囲まれた美しい湖は一休みするには良い場所です。ただし、湖までは急な下り坂を降りて行かなくてはなりませんが。。。
コース中には幾つかの薄暗い不気味なトンネルがあったりします。
碓井湖から1km程歩いて終点の碓氷第三橋梁(うすいだいさんきょうりょう)通称、めがね橋の上に到着。橋の上からの眺めは思ったほど感動のない景色でありますが、そこから階段を下って見ためがね橋は、なんとも言えない程に感動しますよ(トップの写真)。橋の下には国道18号線があり、車でのアクセスもよいのですが、この場所は是非ともアプトの道を歩いて来て欲しいものです。

●伊香保温泉(いかほおんせん)
万葉集や古今集にもその名が登場するほど歴史の古い伊香保温泉。石段温泉街は戦国時代の末期、織田信長が天下統一をめざして武田信玄の子である勝頼と合戦した長篠の戦い(ながしののたたかい)の翌年(1576年)に形成されました。

<住所>
群馬県渋川市伊香保町伊香保
<アクセス>
高崎駅から上越線でJR渋川駅。渋川駅から先はJR吾妻線で草津温泉へと足を運ぶこともできます。駅からはバスで終点の伊香保温泉まで約20分です。

バス停の先にある観光案内図を確認し石段街まで徒歩約10分。バス停から左手に行けば石段街の最上部に出ることができ、足腰の弱い方は左手方面に。健脚の方は迂回して是非、石段の一番下から歩いてみましょう。
こちらは石段の一番下にある伊香保関所です。

その昔、この辺りは三国街道の抜け道となっていたらしく、井伊直政が取締り用に1631年に関所を設けたとこらしい。ちなみに現在の関所は復元されたものです。
関所にあった取調べ石とお辞儀石。左右の石が腰を掛けて取調べに使われた関所役人専用の石であり、当時実際に使われたものだそうです。中央の石は、不審者がこれに手をついて取調べを受けていたそうです。
石段を上ってすぐ右手に、石段の湯(410円)という日帰り入浴施設があります。外見は綺麗ですが、浴室内は温泉成分によって茶色がかった壁に茶褐色の湯となっていて、スーパー銭湯とは違った雰囲気が楽しめます。個人的にはこういった薄汚れた感のある湯船が好きです。尚、石鹸・シャンプーも備え付けてあります。
石段街の両脇には旅館やら土産物屋、甘味処、蕎麦屋が並んでいて他に変わった店では射的ができる店やラーメン屋、ガトーショコラやチーズケーキが食べられる洒落た店などもあります。それらを見ながら石段を上れば思ったほど疲れませんでした。写真は上りきって後ろを振り返った絵です。ちなみに石段は全部で360段あります。
さらに上には伊香保神社へと続く階段があります。この神社、温泉の神様を祀っているんですって。
さらに神社の先にある伊香保温泉露天風呂を目指します。写真は道中に流れている川を撮影したもの。温泉には鉄分が含まれていて、鉄が酸化して川は茶褐色に変色しています。
飲泉所もあり、ここでは温泉を飲むこともできます。茶色い川を見てしまったせいか、錆の入った湯を飲んでいるようで美味しくはありません。注意書きもごちゃごちゃ書いてあって逆に体に悪そうな感じだし。
そんなこんなで伊香保温泉露天風呂に到着です。隣には源泉が覗けるガラスドームがあります。地下からコンコンと湧き出てくる温泉。う〜ん、ここから家の風呂までパイプで引き込みたいです。。
こちらはドイツ人医師のベルツ博士の像です。エルヴィン・フォン・ベルツは草津温泉を世界に紹介した人物としても有名ですが、ここ伊香保温泉にも何度も訪れているんですよ。
伊香保温泉露店風呂は入浴料450円。源泉掛け流しのぬる湯と、あつ湯が1つの風呂で仕切られていているシンプルなものです。あつ湯と言ってもそれほど熱くもなく、むしろ適温といった感じでしょうか。シャワーと蛇口もありますが、そこから出るのは冷たい水のみです。石鹸・シャンプーはありません。茶褐色の湯は鉄分が含まれていて岩も茶色に変色していて雰囲気のよい露天風呂です。
再びバス停に戻ってきました。バス停の隣には物聞山の山頂まで行くロープウェイがあります。伊香保ロープウェイは往復で820円です。
こちらは山頂の見晴展望台からの景色。空気が澄んでいれば赤城山や谷川岳も見渡すことができます。見晴台の裏手には2つ仲良く並んだ大きな山があります。なんていう名前の山なのかが気になって帰りのロープウェイの係員に聞いてみました。「すいません、あちらにある2つ並んだラクダのこぶのような山はなんて言うんですか?」「ふたつだけですね」

心の中で、だから2つだけあるのは知っています。その山の名前を教えてくれ!と思いましたが、名前は、そのまんま二ツ岳(ふたつだけ)だそうです^^;


群馬県の観光