●虹の松原(にじのまつばら)
唐津城を築城した寺沢広高によって防風・防潮林として植林された全長約5kmにも及ぶ松原は、虹の弧を描くような美しい景観を見せてくれます。この虹の松原は、三保の松原、気比の松原とともに日本三大松原の一つに数えられ、国の特別名勝にも指定されています。

<住所>
佐賀県唐津市東唐津〜鏡〜浜玉町
<アクセス>
JR筑肥線の虹の松原駅を下車すぐ。佐賀駅からは電車で約1時間半です。写真は鏡山展望台からで、徒歩での移動は困難なため、タクシーまたはマイカー、レンタカーでのアクセスとなります。
鏡山展望台は、ちょっとした公園になっていて広いです。ものすごく霞んでいる写真となっていますが、訪れたのが夕方で、しかもガスってたので・・・

●唐津城(からつじょう)
唐津城は、豊臣秀吉の家臣でもあった寺沢広高が1608年に築城した平山城で、別名、舞鶴城とも呼ばれています。残念ながら明治時代に廃城となり、当時は天守閣が存在していなかったとされますが、昭和41年には観光施設として模擬天守が建てられ、現在では唐津市のシンボル的存在となっています。

<住所>
佐賀県唐津市東城内8-1
<開館時間>
9:00〜17:00(季節変動あり)410円。

<アクセス>
JR唐津駅から徒歩約20分、循環バスで唐津城入口を下車(160円)もできますが、時間は徒歩とそれほど差がありません。佐賀だけに。。

近くには日本三大松原の一つでもある虹の松原もありますので、セットで観光するのもオススメです。
天守閣まで、そこそこの石段がありますが、それほど苦になるものでもありませんでした。ちなみに上まで100円で行けるエレベーターがあるらしい。
石垣も立派です。廃城してしまったので、当時の建造物などは残っていませんが、再築された石垣は当時のものを使用しています。
城は本丸・二ノ丸・三ノ丸・外曲輪に分かれ、本丸には天守台、二ノ丸には藩主の住居と藩庁があり、三ノ丸には殆どの藩士が住み、外曲輪には町人が居住し町奉行所がおかれていたそうです。補足:天守があった記録はないものの天守台はあったらしいです。
悲しいことに、入城時間が過ぎてしまったので天守閣内部に入ることができませんでした。まぁ、どうせ模擬天守だし・・と自分を納得させます(涙)。
本当は天守閣から虹の松原を眺めたかったのですが、ここからでも十分美しい松原が拝めます。

●七つ釜(七ツ釜:ななつがま)
七ツ釜は、玄武岩でできた溶岩台地で、火山活動によってできた柱状節理が美しいことで知られています。崖には海食によってできた洞窟(海食洞)が7つあることから七ツ釜と呼ばれるようになり、国の天然記念物にも指定されています。

<住所>
佐賀県唐津市屋形石
<アクセス>
JR唐津駅前にある唐津バスセンター(大手口)からバスで約35分、七ツ釜入口を下車し徒歩約30分。運行本数も絶望的なので、現実的にはマイカー、レンタカー、タクシーで。
なんか知んないけど、ものすごく気持ちのいい場所です。右に行くと七ツ釜、左に行くと、めがね岩?後で行ってみることにしましょう。
そしてトップの写真の七ツ釜。洞窟と青い海の美しさにも感動ですが、この岩が柱みたいになっている柱状節理ってのがスゴイです。福井県にある観光名所の東尋坊も同じように柱状節理でできたものですが、こっちの方が、より人工的な感じがして迫力を感じます。
柱状節理のでき方はこんな感じです。イラストは兵庫県にある柱状節理、玄武洞から。
続いて、予備知識の無かった、めがね岩へと向かいます。写真は道中にあった怪しい鳥居。行かなかったんですが、だいぶ先に神社があるらしい。
こちらが、めがね岩。予備知識も無いので、どこがメガネだかは知りません。
それよりも、ものすごい柱の数です。凄すぎます。
七ツ釜より凄いっす。でも、かなりの崖の高さなので、高所恐怖症の人は注意です。



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